J1仙台は16日、仙台市内で練習を行った。18日のナビスコ杯アウェー川崎F戦に向け、セカンドボールを拾ってからシュートまでの組み立ての確認やミニゲームで汗を流した。右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱していたMF梁勇基(30)が、故障後初めてミニゲームに参加。2本目は主力組の右サイドでプレーした。

 本来は左サイドの梁を右サイドに置いたことについて手倉森誠監督(44)は「右足のキックが見たかったから、その意味も込めて右をやらせてみた。こっちもいろいろ考えてやってるんですよ(笑い)」と大黒柱の順調な回復ぶりもあってか、舌も滑らか。問題なければ21日のホーム東京戦で復帰する可能性もありそうだ。