仙台は10日、仙台市内で練習を行った。12日のアウェーG大阪戦へ向け、紅白戦など通常通りの試合2日前の調整で戦術を確認した。前節6日の清水戦で初黒星を喫し、仕切り直しとなる一戦。手倉森誠監督(44)は「今週は負けた悔しさをかみしめながらスタートしてきた」と闘志をみなぎらせた。

 紅白戦では右ハムストリング肉離れで離脱していたFW赤嶺真吾(28)がゴールを決めるなど、順調な回復を披露。一方で左内転筋に疲労が蓄積し、前日は別メニュー調整だったDF鎌田次郎(26)は紅白戦1本目のみ出場した。本人に状態を確認した手倉森監督は「赤嶺は休んでいた分やってくれると思う。鎌田は1本だけだけど、その後“構った”感じは良かった」とニヤリ。もはや恒例になりつつあるダジャレ締めで、満足そうに会見を終了した。