旧ユーゴスラビア代表で84年ロサンゼルス五輪サッカー競技銅メダリストの名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(47)が7日、ロンドン五輪で決勝進出を決めたなでしこジャパンを称賛した。

 ナビスコ杯清水戦(8日、瑞穂陸)に向けた愛知・豊田市内での練習の最後、炎天下のピッチ上に選手を集め「なでしこの試合を見たか?

 オレは見た」と熱く語り掛けたという。

 練習後の会見では「オオギミ、オオノ、サワ、ミヤマ…」とスラスラと主力の名前を挙げた。そして最後に出てきたのはやはり、獲得を熱望!?

 するほどほれ込んでいるDF熊谷紗希(21=フランクフルト)で「ナンバーワンプレーヤーはクマガイだ。契約書にサインしてほしいくらい。とにかくクレバーな選手だ」と言った。

 愛弟子のFW永井謙佑(23)が引っ張る男子の関塚ジャパンにも大きな期待を寄せており「日本を応援しています。このままの調子で“ガンバレ”」と、熱いエールを送った。