<天皇杯:浦和0-2横浜>◇4回戦◇15日◇熊谷陸

 浦和の今シーズンが終わった。先制を許し、後半立ち上がりにも2失点目を喫して、リズムを作れないままだった。

 後半ロスタイムのFKの際には、GK加藤順大(28)もセンターサークル付近まで上がって全員攻撃を仕掛けようとしたが、無得点に終わった。腰の治療のため帰国しているミハイロ・ペトロビッチ監督(55)に代わって、指揮をとった堀孝史コーチ(45)は「守備がゆるくなってしまい、失点を許してしまった」と反省。DF槙野智章(25)は「こんなにゲームを作れなかったのは、今季で初めてだと思う。いつもと違うサッカーをしてしまった。これで終わってしまうのが残念だ」と話した。