東京は14日、サウサンプトンFW李忠成の期限付き移籍を発表した。期間は今年の6月30日までで、背番号は11。

 在日韓国人4世で、2007年に日本国籍を取得した李は、柏、広島を経て昨年1月にサウサンプトン入りした。同年3月の右足負傷後は出番を減らし、今季はまだリーグ戦に出場していない。代表では11年のアジア杯決勝、オーストラリア戦で決勝のボレーシュートを決めた。

 李はチームを通じて「移籍にあたってたくさん悩む部分がありましたが、今、自分の中で断固たる決断をしました。やるからには、自分の持てる限りの力と気持ちを東京に注ぎ込み、チームとしても個人としても共に成長して行けるよう精進して行きたいと思います」とコメントした。