仙台は21日、アジア・チャンピオンズリーグ・ブリラム戦(24日、ブリラム)に向け、タイ入りした。前日20日の川崎F戦に出場したMF梁勇基(31)ら疲労が蓄積している一部の主力選手は、ブリラム戦から中3日の鳥栖戦を見据えて遠征メンバー外に。新たにFW中原貴之(28)やMFヘベルチ(24)ら8人が合流した。

 勝てば同組のもう1試合の結果次第で1次リーグ突破が決まるだけに、手倉森誠監督(45)は「初出場で決勝トーナメントに行けるか、ビッグゲームですよ。3分の1くらいメンバーを入れ替える中で、しっかりと勝ち取りたい。最低でも引き分けで踏ん張れれば、ホームの最終戦にもつながる」と気合十分。ただ、出発時の成田空港が気温10度を下回っていたのに対し、タイは30度を超える暑さとあって「さすがにきつそうだな」と苦笑していた。