<J1:名古屋1-2横浜>◇第11節◇11日◇豊田ス

 名古屋が1-2で横浜に敗れた。後半ロスタイムにFW玉田圭司(33)が自ら得たPKを失敗。絶好の同点機だったが、勝ち点1さえ手にできなかった。

 チームのPKキッカーはFWジョシュア・ケネディ(30)に決まっている。試合後、この点について聞かれたドラガン・ストイコビッチ監督(48)は「PKはケネディ。なぜそうでなかったのかは分からない。玉田が蹴りたいと思い、ヒーローになりたかったのかもしれないし(決めなければという)責任を感じていたのかもしれない。驚いてはいるが、サッカーでは起こり得ること」と一定の理解を示した。

 玉田はリーグ3戦ぶりの先発復帰だった。「決めたかったけど…。ここ2試合スタメンから外れていて、使ってもらえたので力を見せたいという気持ちもあった。残念」と話した。