G大阪の長谷川健太監督(47)が19日、元日本代表MF明神智和(35)を気遣った。闘病生活を送っていた明神の父俊治さん(享年67)が、17日に他界。気丈に振る舞い、前日18日の札幌戦には途中出場し、チームの勝利に貢献した。

 この日、明神は千葉県柏市内で行われた告別式に出席。悲しみをこらえて、20日にはチーム練習に合流し、21日のアウェー鳥取戦に備える予定になっている。

 長谷川監督は「辛いはずなのに、自分自身で気持ちに区切りを付けて(札幌戦は)やってくれていた。プロとしての姿勢を見ました」と、沈痛な表情で愛弟子の心情を思いやった。