<J2:G大阪5-0水戸>◇第33節◇15日◇万博

 敵地で5失点大敗に、水戸を率いる元日本代表の柱谷哲二監督(49)が怒った。大雨に打たれた試合後、会見場に入ってくるなり、顔はいつも以上にまっ赤。

 首位G大阪とはいえ、為す術なく敗れたことで、指揮官は「メンタル、フィジカル的にも、年に1回はこういうことがある。何も(話すことは)ない。ひどいです」とまくし立てた。

 さらに「トップを走るガンバさんが勝つために、やることをやっていた。全てにおいて、素晴らしい」とたたえ、自らのチームについては「最悪のゲーム。走らない、戦わない。ひどいもんです」と言葉を荒らげた。

 放ったシュートは前半2本、後半1本だけ。順位は12位のままだが、かつて闘将と呼ばれた男にとっては、屈辱的だったようだ。