<ナビスコ杯:C大阪1-3川崎F>◇準々決勝◇3日◇ヤンマー

 川崎FのFW大久保嘉人(32)が古巣に“愛のムチ”を入れた。ペッツァイオリ監督就任後、J1のチーム相手に公式戦10戦勝ちなしのC大阪について「みんなバラバラにプレスに来るから(ボールの)取りどころがない。(勝てなくて)ヤバいヤバいと思いながらやっている弱気なところがある。そうなると自分たちが楽になる」と指摘。「1勝すれば変わるんだろうけどね」と、古巣を思いやった。

 チームはMF中村憲剛を温存しながらも、3得点で勝利。大久保は「憲剛さんが出なくてもやるサッカーは変わらない。みんな自信を持ってやれている。アウェーで3点を取れたのは大きい」と話した。