<ナビスコ杯:浦和2-2広島>◇準々決勝◇7日◇埼玉

 浦和は準々決勝敗退が決定した。前半34分、MF柏木陽介(26)の左CKからMF阿部勇樹(33)が高い打点で頭を合わせ、先制した。しかし、5分後に同点に追いつかれた。

 後半3分にも追加点を許したが、同26分、こぼれ球をDF槙野智章(27)が右足で押し込んで同点とした。その後も攻め込みながらあと1点を奪えなかった。

 後半開始から出場したFW李忠成(28)は、同13分に柏木からのパスを受け、反転して左足シュートを放ったが、ゴール左に外れた。「自分が点をとっていれば勝てた。切り替えて、リーグ戦につなげていきたい。全力で自分が点をとる気持ちでいく。リーグ戦でタイトルをとることに絞ってやるしかない」と話した。