<J1:徳島2-2神戸>◇第28節◇18日◇鳴門大塚

 神戸は最下位徳島と引き分けた。前半29分に先制するも、終了間際に同点とされ、1-1で折り返した。

 後半から今季初めて先発落ちした日本代表MF森岡亮太(23)を投入。徳島にオウンゴールで勝ち越されるも、その森岡が後半22分、DF高橋峻希(24)とのワンツーで抜け出し鮮やかな左足シュートを放ち、追い付いた。

 23歳の背番号10は「前半の攻撃手で良い形もありましたし、いつも通り。(シュートは)ボールが良い感じでハネてたんで」。勝ち点を1積み上げたが、上位に食い込むには白星を挙げ続けるしかない。DF岩波拓也(20)は「鹿島や上位とも出来て、上に行けるチャンスはある。今日の引き分けを引きずらないようにしたい」と、次戦を見据え気持ちを奮い立たせていた。