<J1:C大阪3-1徳島>◇第29節◇22日◇金鳥スタ

 17位C大阪が最下位徳島を3-1で下し、J1残留争いに望みをつないだ。

 前半8分に先制点を許したが、同15分にFW杉本健勇(21)のクロスの処理を徳島GK長谷川が誤り、オウンゴールで同点。後半25分にはMF楠神順平(27)がドリブルで切れ込み、PKを獲得。移籍後初ゴールとなる勝ち越し点を自ら決めた。さらに後半37分、相手DFのクリアボールをカットしたFWカカウ(33)がダメ押しとなる3点目を奪い、試合を決定づけた。

 3試合ぶりの勝利に、大熊裕司監督(45)は「大事な試合で勝つことができうれしい。立ち上がり失点したが、よくもちこたえながら戦ってくれた」と笑顔。最後はDF染谷の退場で10人になりながらも、リードを守った選手たちの踏ん張りに目を細めた。