<J1:仙台2-1徳島>◇第33節◇22日◇ユアスタ

 仙台が5試合ぶりに勝ち、17位大宮が敗れたため最終節を待たずに残留を決めた。

 前半5分、こぼれ球を拾ったFW武藤雄樹(26)の速いクロスをMF太田吉彰(31)が押し込んで先制。その後も前線からの積極的なプレスで仙台が主導権を握り、終了間際にはDF角田誠(31)の強烈なFKなどでゴールを脅かした。徳島は敵陣深くまでボールを運ぶ回数が少なく、シュート1本に終わった。

 追加点の欲しい仙台は後半13分、MF野沢拓也(33)のスルーパスに抜け出したDF菅井直樹(30)が決めてリードを広げた。徳島は32分、右サイドでのFKをMF那須川将大(27)が直接決めて1点差に迫ったが、5連敗となった。