<J1:G大阪3-1神戸◇第33節◇29日◇万博

 G大阪が05年以来2度目のリーグ制覇に王手をかけた。前節まで首位の浦和と勝ち点2差で迎えた本拠地最終戦で、エースFW宇佐美貴史(22)が2得点1アシストの大活躍。関西のライバル神戸に圧勝した。

 同時刻に行われた鳥栖-浦和戦は、浦和が後半ロスタイムに痛恨の失点で1-1の引き分け。これにより、G大阪と浦和が勝ち点62で並び、得失点差でG大阪が今季初の首位に立った。

 12月6日のリーグ最終戦で、G大阪は既にJ2降格が決まっている最下位徳島とアウェーで対戦する。

 日本代表のMF遠藤主将は試合後のスピーチで「最後に最高の試合が待っています。必ず優勝します」とサポーターにあいさつした。

 G大阪は既にナビスコ杯を制覇し、天皇杯も決勝進出。J1復帰初年度での3冠達成が、現実味を帯びてきた。