大分チーム一丸勝利/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:大分3-0新潟>◇予選リーグD組◇23日◇九石ド
団結力の勝利だ。新潟に3―0で快勝した大分のシャムスカ監督は、迷わず勝因を口にした。「選手間のコミュニケーションがすばらしく一体感があった」。今季を象徴したのが、前半32分に生まれた先制ゴールだ。
新潟にやや押し込まれ気味だった前半32分。自陣ゴールライン間際でボールをキープした大分DF森重が、起点だった。受けたDF上本がMF鈴木とのワンツーから前線にロングパス。そのボールを拾ったFW前田から、再び鈴木―MF金崎―前田―金崎とボールをつなぎ、右サイドでボールを受けたMF藤田がゴール前へ。「ほかの選手がボールをよくつないでくれた。自分のゴールというより、チームが勝てたことがうれしかった」。そう振り返ったFW高松主将のヘディングシュートまで、100メートル近い距離を新潟に1度もボールを渡すことなく、延べ11人の選手が鮮やかなパスワークを披露した。
今季はMF家長、高橋が開幕前に長期離脱。司令塔に抜てきされている19歳の金崎も、この日は骨折している鼻骨を防護するフェースガードをつけてのプレーだった。「1人1人が危機感を持ってやっている。チームの結束が大事。流れるような形で取った1点目のようなプレーを、ほかの試合でも見せたい」とMF金崎。先制点を決めた高松が、その後に左足首を痛め、前半41分に負傷退場。24日の精密検査の結果次第では、高松も長期離脱する可能性があるが「チームが一丸となって勝てるように、これからも頑張っていきたい」(金崎)。今の大分イレブンには、アクシデントを乗り越えるたくましさがある。【村田義治】
大分MFホベルト(強烈ミドルのJ1初ゴールでダメ押し)「自分でもいいゴールだったと思う。ウェズレイがいなくて、高松も途中で欠いたが、その穴をしっかり埋めた。穴を埋めるだけの選手がベンチにいることを証明した」
大分MF鈴木(森重の追加点をアシスト)「森重は今年代表にも選ばれて、志が高い。チームは刺激を受けている」
[2008年3月24日9時26分 紙面から]
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