下田が合併後初勝利/高校サッカー
<県高校総体サッカー:下田2-0磐田南>◇17日◇浜松開誠館グラウンドほか◇2回戦16試合
下田が2-0で磐田南を下し、初出場初勝利を挙げ16強入りした。前半は終始、劣勢に立たされたが後半21分、MF西川裕大(2年)が技ありループで先制弾。同33分には左足首を負傷し、痛み止めを飲んで強行出場したMF徳沢悠(2年)が追加点を挙げ、試合を決めた。また、92年以来となる9度目の優勝を狙う清水東は1-0で浜松開誠館を下し、好スタートを切った。
ぐっと右手を突き上げ、一目散にベンチの仲間のもとへ走った。後半21分、下田の西川が迫り来るGKの位置を見極め、左足でふわりとボールを浮かした。「絶対決めてやろうと思っていた」。値千金の決勝弾に笑顔がはじけた。新人戦16強の磐田南を破っての16強入りに増山大介監督(34)も「挑戦がテーマで、何もかもゼロから始めた僕らが、歴史をつくりましたよ!」と顔を紅潮させて喜んだ。
4月に下田北と下田南が合併して1カ月余り。チーム結成直後は、遠慮から意見を言い合うことが少なくギクシャクした雰囲気が続いた。自然と前チームの選手だけで行動することが多くなり、会話も減った。DF山田剛史主将(3年)は「1つのチームに2つあるみたいだった」。チーム一丸となるため毎日の練習終了後、覚えたての校歌を歌い結束を高めた。「ようやく1つになれたかな」(山田主将)。
今日18日は新人戦4強の浜名と8強を懸けて戦う。「3年生はこの大会で引退する選手が多いので、最高の試合をしたい」と西川。下田の挑戦はまだまだ続く。【鶴智雄】
[2008年5月18日12時19分 紙面から]
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