<J1:札幌2-2清水>◇第15節◇5日◇札幌厚別
J1清水は警戒していたセットプレーで札幌に2失点し、2-2で引き分けた。MFマルコス・パウロ(31)の移籍後初得点で勝ち越すも、過密日程の疲労もあってか、勝ちきれなかった。磐田は鹿島に1-2で敗れた。前半だけで2失点。後半のFWカレン・ロバート(23)のゴールも及ばず、03年から続く鹿島戦の未勝利は11試合に伸びた。
清水の勝利へのシナリオが、最も警戒していたセットプレーで狂わされた。前半29分にはFWダビに、後半29分にはショートCKから途中出場DF池内に決められた。手痛い引き分けにDF高木和主将は「気をつけようって話していたけど、やられたらダメ」と振り返った。
ツキもなかった。この日の札幌厚別は気温28・4度。「暑くて(体が)重かった」(青山)。涼しいはずの北海道の暑さは、ナイターでのアウェー鹿島戦から中2日の清水には酷だった。それでも勝負にはこだわった。1点リードの後半18分にFWアウレリオをMF本田に代えてWボランチに。「逃げ切りではないが、バランスをより保ちながら追加点を取りにいこうと思った」(長谷川監督)。だがその11分後、流れからではなく、またもやセットプレーで失点を喫した。DF青山は「集中力を欠いたというか分かっていてやられた。勝ちたかった」と唇をかんだ。
先制弾のFW西沢は「早いうちに3点目を取れなかった。反省を生かしたい」と顔を上げた。下位相手に勝ち点3を奪えなかった悔しさは、12日神戸戦(日本平)の糧にする。【浜本卓也】



