<ナビスコ杯:清水1-1G大阪>◇準決勝第1戦◇3日◇日本平

 2連覇を狙うG大阪が決勝へ1歩前進した。清水との準決勝第1戦は、右足甲痛から復帰したMF二川孝広(28)がFK弾でアウェーゴールを奪い、1-1で引き分けた。後半28分には肝機能障害で離脱していたFW播戸竜二(29)が119日ぶりに公式戦出場。公式戦8試合連続白星なしとなったが、戦力は整ってきた。

 G大阪が決勝へ着実に前進した。西野監督は「アウェーゴールを取れたので、有利ととらえたい」と話した。右足甲痛から公式戦3試合ぶりに出場した二川が、約20メートルのFKを華麗に決めた。後半28分には、離脱していた播戸が5月7日のACLチョンブリ戦以来、公式戦18試合ぶりの出場。試合終盤にはゴール前で決定機をつくり、「試合に出られたのは大きい。次は点を取りたいね」と話した。