フットサルの全国リーグ、Fリーグは16日、09~10年シーズンから新たに参入する2チームを発表した。北海道全域をホームとするエスポラーダ北海道が、府中アスレティックFCとともに選出された。来季は現在の8チームに新規2チームを加え、10チームで国内NO・1が争われる。チームは今季、道フットサルリーグを主戦場にしているが、外国人監督の招聘(しょうへい)などを視野に入れ、戦力アップを図って国内最高峰リーグに挑む。
エスポラーダ北海道のチーム運営会社、フィートエンターテイメントの太田博喜常務取締役(41)は、感慨深げだった。16日のFリーグ参入2チームの発表会見。昨年12月にFリーグ参入の名乗りを上げてから10カ月間、この日のために心血を注いだ。「北海道は前回(06年11月)に落選しているので、今回は失敗できないというプレッシャーを感じながら、チャンスを生かせるように準備してきました」と安堵(あんど)していた。
道内にはプロ野球の日本ハム、Jリーグのコンサドーレ札幌、バスケットボール日本リーグのレラカムイ北海道のプロチームがある。北海道のFリーグ参入で、国内トップリーグに所属する道内4番目のチームとなる。「北海道で地位を確立し、しっかりと皆さんに応援してもらえるクラブにしたい」と早くも視線を将来に向ける。
具体的にはこれからだが、来季に向け、まず取りかかるのはチーム編成の要となる新監督の人選。小野寺隆彦監督(33)とも協議しながら、国内での実績があり、豊富な指導経験を条件に、外国人を含め、候補者を洗い出していく。監督とはプロ契約を考えている。選手は、現在所属する16選手は来季も全員残留するが、現在、Fリーグで活躍する道産子選手を中心に戦力補強する方針だ。
同社の親会社のレオック(本社・東京)は、J2横浜FCのスポンサーでもある。その関係から、両チームの合意があれば、北海道が横浜FCの練習を見学し、三浦知良(41)から話を聞くことも可能だ。開幕前には、J現役最年長プロで、ブラジル、日本、欧州で22年にも及ぶ競技生活を送るカズからプロのスピリッツを注入してもらうプランも浮上している。
チームはこの日、札幌と旭川に分かれて練習を行った。Fリーグ参入決定の知らせを受け、主将の菅原和紀(26)は「入っただけで満足せず優勝を目指す。そのために何が必要かを考えて練習に取り組みたい」と話した。選手たちはすでにFリーグでの戦いを思い描いていた。
◆エスポラーダ北海道
フットサル事業を手掛けるフィートエンターテイメント(本社・東京)が運営会社となり、今年3月にチームが発足。セレクションを実施し、選手16人が選考された。元日本代表の奥大介氏がテクニカルアドバイザーを務める。道フットサルリーグ1部では12戦全勝と首位を走る。エスポラーダはポルトガル語で北極星と戦士を合わせた造語。チームカラーはホワイトとスカイブルー。来季は札幌・北海道立総合体育館をホームアリーナに予定。




