「足の神様」として知られる大阪・豊中市の服部天神宮で11日、サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会での日本代表の活躍を祈る必勝祈願祭が営まれ、サポーターらが駆け付けた。

W杯の祈願祭は、日本が初出場した1998年フランス大会からで、今回が8回目。本殿には4年に1度、W杯期間限定の神札(おふだ)がまつられ、公式球、日本代表のユニホームが飾られた。加藤芳哉宮司(67)が祝詞を上げた後、参列者が玉串を奉納して選手たちの健康と必勝を願った。加藤宮司は「26人の選手がけががなく、ベストな状態で戦ってほしい」。日本は日本時間15日午前5時から、オランダとの初戦に臨む。祈願祭に訪れた兵庫・西宮市の会社員、薄井翔平さん(33)は主将の遠藤航のユニホームを着て参列した。「厳しい戦いになると思うが、オランダとの初戦で、少なくとも勝ち点1を取ってほしい」と願った。

同神社の「足の神様」の由来は、平安の昔、「学問の神様」菅原道真が大宰府に流される途中、持病の脚気(かっけ)の回復を、この地にあった医薬の神を祭ったほこらに願をかけたところ、すっかり治ったという言い伝えがあり、境内には健脚を願う絵馬がずらりと並んでいる。足の病やけがに悩む人たちのほか、Jリーグ、G大阪の選手らも参拝している。