日本協会の犬飼基昭会長(66)が日本代表の浦和DF闘莉王をいさめた。4日、大阪・梅田でのPHQ(プレジデント・ヘッド・クオーターズ)9地域訪問会議に出席。終了後に闘莉王から電話で、前日3日にサポーターともめた件について直接報告を受けた。

 同会長は元浦和社長として「闘莉王がサポーターとの話し合いに前面に出るのではなく、クラブの人間にやらせないと駄目だぞ」と、熱くなりすぎないように闘莉王を諭した。報道陣には「何度も言うが、Jリーグのクラブの責任はそれだけ大きい。生活をかけて応援するサポーターと、クラブのトップは真摯(しんし)に向き合うべきだ」と、クラブ側の一層の努力を促した。