名古屋は12日、トヨタスポーツセンターで天皇杯準々決勝・G大阪戦(25日・神戸ユ)に向けて練習を再開した。ドラガン・ストイコビッチ監督(43)は「もちろん観に行く」と14日に豊田スタジアムで行われるクラブW杯準々決勝のG大阪-アデレード(オーストラリア)戦を視察する考えを示した。最終戦まで優勝を争ったリーグで3位となっただけに、万全の状態で最後のタイトル奪取を目指す。

 名古屋が新たなターゲットに向けて動きだした。この日はランニングやミニゲームなど午前、午後に分けて計3時間の練習を実施。ミニゲームでは選手たちに交じって積極的なプレーを披露したストイコビッチ監督は「今日は良い練習が出来た」と上機嫌で話した。クラブ史上3度目となる天皇杯制覇に向けて上々の再スタートを切った。

 ピッチ外での準備も怠らない。ストイコビッチ監督は「もちろん観に行く」と14日に豊田スタジアムで行われるクラブW杯準々決勝のG大阪-アデレード(オーストラリア)戦の観戦を明言。選手全員にもすでにチケットが配布されている。選手は自由参加だが、最後のタイトルどりへ万全の準備をする。

 ナビスコ杯では準決勝で大分に敗れた。リーグでは最後まで優勝争いを演じたが、3位。残りの「1冠」へ選手は切り替えを強調した。前日11日に契約を更改したFW玉田は「今日は体を動かす程度だったけど、気持ちよくできた。(G大阪戦に向けて)まだ時間はあるが、これから良い調整が出来れば」と話した。

 この日、練習場にははクラブからサポーターに感謝の意味を込め「AFCチャンピオンズリーグ2009出場決定」「ご声援、ありがとうございました」と書かれた横断幕が張られた。リーグではACL出場権獲得という結果を残した。これに加えて天皇杯優勝となればピクシー名古屋元年は大成功の年となることは間違いない。最高の形で躍進の1年を締めくくることが黄金時代突入の合図となる。【桝井聡】