G大阪MF遠藤保仁(28)は、03年から6年連続6度目のベストイレブンに選ばれ、受賞の回数も連続年数も史上最多となった。「(Jリーグで)8位だったんで、今年はないかなと思ってたけど、気にはしてた。記録更新を狙っていきます」。優勝したACLの大会MVPに続く今季2つ目の個人タイトルだ。「個人賞はみんなの助けがあってのものだけど、評価されるのはうれしいこと」と話した。

 06年秋にはウイルス性肝炎、今夏はウイルス感染症で離脱したが、国内で高い技術を披露してきた。これまでも海外から非公式の打診はあったが、G大阪で安定したプレーを続けて日本代表の中心に上り詰めた自負がある。来季も年俸1億円(推定)を提示され、残留が確実。今後も受賞記録を伸ばしていくつもりだ。