エースFWの高松大樹主将(27)は来年の南アフリカW杯出場を目標に、プロ10年目の完全復活を誓う。

 昨年は両足首の故障に悩まされ、プロ入り後初のリーグ戦無得点に終わった。4月には招集が発表されていた日本代表合宿への参加を辞退。ナビスコ杯決勝でこそ値千金の先制弾を決めたが不満の残る1年だった。

 高松

 チームが初タイトルを取り、歴史をつくれたことはよかったが、個人的には、けがでなかなか試合に出られない。でも、その中で精神的に成長できた。

 試合に出られない時間もサポーター、チームスタッフなど多くの人が支えてくれた。ピッチに立つのは決して、自分1人の力ではないことをあらためて実感した。支援してくれた人々へプレーで感謝の思いを伝えるために昨年12月10日、右足首を手術した。

 高松

 1年間通してやるために、2月のキャンプに間に合わせたい。チームも昨年以上に頑張っていかないと、足元をすくわれる。

 昨年故障後も、代表スタッフから状態を確認する連絡が続いていたという。大分だけでなく、日本代表にとっても「高松完全復活」が待ち望まれる1年だ。

 高松

 W杯のことは考えている。大分からW杯に出たい。1人でも多く(大分から)代表に選ばれればいい。そのため、チームでいい結果を出していきたい。

 大分ひと筋、プロ10年目を迎える大黒柱が、また1つクラブの歴史に刻む「W杯出場」を照準に、復活の道を走り出す。