<練習試合:浦和2-1大宮>◇2月28日◇NACK

 V奪回を目指す浦和が「ローリング・アタック」で開幕ダッシュを狙う。2月28日さいたま市内で、非公開での練習試合で大宮と対戦。今季初のJ1勢との対外戦を2-1で制した。フィンケ監督は、前後半で総勢18~20人を起用して連係プレーを確認。中でも2トップと両サイドハーフで多くのチャンスが生まれ「攻撃の4人は(シーズン中)相手によってさまざまな選手を入れたい」と固定しない方針を示した。

 FW陣はこの日ゴールを決めた田中達と高原、エジミウソンの実績派に、若手のエスクデロと新人の原口が台頭。攻撃的なMFにも山田暢やポンテをはじめ、林、梅崎、西沢ら20代前半の選手もそろう。大宮戦を含めて練習試合11連勝中で、計37得点(6失点)をマーク。同監督は「もっと多くの点が入ってもおかしくなかった。チームの中で価値ある仕事をする選手を選んでいきたい」と自信をみせていた。