名古屋DFミロシュ・バヤリッツァ(27)が26日、愛知・豊田市内で行われたチーム練習に合流した。7日のJリーグ開幕戦(対大分)で相手選手と交錯し右ふくらはぎを打撲。「右足下腿(かたい)部筋挫傷」と診断され、以降の公式戦4試合を欠場。12日から精密検査と治療のため母国セルビアに一時帰国。25日に再来日していた。

 3日間のオフを挟んでこの日再開された練習で、バヤリッツァは、元気にフルメニューをこなした。「ダイジョウブ。イタク(痛く)ナイね」と明るい笑顔も戻った。首脳陣の配慮で母国に戻り「マイドクター」と話すかかりつけ医師の診察を受け、家族とも会い精神的にもリフレッシュして帰ってきた。「みんなと同じメニューでやるよ」。自身の離脱中に安定した守備をみせたDF吉田らと定位置を争いながら、次戦4月4日リーグ川崎F戦(等々力)での復帰を目指す。