横浜FCのFWカズ(三浦知良、42)が11日、横浜市立池上小学校で6年生の児童に特別授業を行い、夢を持つこと、夢に向かって努力することの大切さを説き、自らも「W杯はずっと言い続けている夢。78年(アルゼンチン大会)に初めて見て、W杯に出たくてプロ選手を目指したんだから」と話した。

 前日のカタール戦については「選手のコンディションは悪かったけど、個々のレベルは高いし、いいサッカーをしていた」と評価し、岡田監督が掲げる「W杯4強」の目標については「岡田さんは自信があるから言っているんだと思う。でも、優勝と言わないところが、現実的な岡田さんらしくて謙虚だね」と話した。カタール戦ではDF中沢に歴代3位の国際Aマッチ出場数89を抜かれたが「また抜き返すよ。89のままで10年近く止まっているけどね」と笑っていた。