浦和のフォルカー・フィンケ監督(61)が決戦前日に「カミナリ」を落とした。4日の山形戦へ向けて3日、さいたま市内で最終調整を実施したが、スタメンを想定した主力組が紅白戦で1-2で完敗。練習後に主力組だけを集め、「次の対戦相手が一番難しい。モダンなサッカーにはコミュニケーションが必要」と顔を紅潮させながら身ぶり手ぶりでゲキを飛ばした。

 故障と出場停止が重なり、山形戦がリーグ戦初先発となる高橋と永田のルーキーが両サイドバックを務める。右MFが本職の高橋は「闘莉王さんからも声を出せと言われてます。自分らしさを出して貢献したい」と闘志を燃やした。