横浜は30日、日本代表DF中沢佑二(31)が右眼窩(がんか)底骨折で全治2週間の診断を受けたと発表した。中沢は29日のナビスコ杯G大阪戦で相手FWルーカスと接触。相手のひじで目を痛め、途中交代していた。この日午前中に横浜市内の病院で精密検査を受け、骨折が分かった。

 8月1日の京都戦は欠場が決定的で、2週間の中断期間を経た16日の東京戦出場もピンチ。フェースガードなどで保護するなどしても、9月の日本代表欧州遠征に影響する可能性は否定できない。横浜の木村監督は「心配だけれど、ケガは仕方ない。総力戦で戦うしかない」と話していた。