川崎Fの2選手、右ひざ内側靱帯(じんたい)損傷のFW鄭大世(25)と左太もも裏痛の矢島卓郎(25)が8日、1日の東京戦以降、初めてピッチに出て練習を行った。中断期間は患部が痛み、室内での調整を続けていたが、ともに15日の名古屋戦出場を目指し、走り込みなどを行った。鄭は「1週間休めた。痛みはあるけど、外でやっていい程度になった」と話し、矢島も「軽い肉離れ。来週に全体練習に合流し、体調を上げたい」と意欲を見せた。

 またこの日、1週間の中断期間を利用し、麻生グラウンドで行った「地獄のミニキャンプ」が終了。最近4日のうち2日を2部練習とし、連日30度以上の暑さの中、体をいじめ抜いた。