カタールの強豪アルサードから正式オファーを受けたG大阪のFWレアンドロ(24)が、西野朗監督(54)に移籍を直談判したことが20日、分かった。前日19日の新潟戦後に宿舎で会談した。一夜明けて西野監督は「外国人ストライカーが(途中移籍で)いなくなるプランは立てていない」と不満を隠せなかった。契約にはシーズン途中の移籍は認めない条項を盛り込んでいるが、西野監督は「これだけ日本の選手がターゲットになるのは契約上にスキがある」と、契約が国際ルールでは通用しない危険性を指摘した。アルサード側が提示する年俸はG大阪の5倍の推定4億円超とみられる。