ナビスコ杯準決勝第2戦は6日、2試合が行われる。ホームで清水を迎撃する東京FW平山相太(24)は5日、プロ初の決勝進出を勝ち取るため、攻守にフル回転する決意を口にした。国見高や筑波大では当然のように勝ち進んだ決勝の舞台も、プロ入り後は縁遠かった。前日調整で居残りシュート練習を行った平山は、自らのゴールで国立競技場への切符をつかむ覚悟だ。

 平山がプロ入り後、初の決勝進出を目指し、攻守にフル回転する。ナビスコ杯準決勝第2戦となる6日の清水戦を前に居残りシュート練習を行うなど気合十分。前日調整では逃げ切りを図る展開の場合、1トップとして最前線からの守備も求められた。平山は「決勝は(代表の)アジアユースであったけどクラブはない。サッカー人生で何度もあるチャンスではない。優勝したいし、まず決勝に行くことが大事」と集中力を高めていた。