<J1:清水1-0大宮>◇第25節◇12日◇アウスタ
清水の日本代表FW岡崎慎司(23)が「急停車」した。ホームの大宮戦に先発出場。今季12ゴールで得点ランク首位、クラブ記録のホーム公式戦6戦連発中だったが、この日は開始から精彩を欠き、今季先発出場した試合では最短の54分でピッチを退いた。
前半4分に後方からのロングボールを相手DFと競り合い、FWヨンセンのゴールを演出する最低限の仕事はこなしたが、体力が続かなかった。ベンチに下がると、その足で控室に戻り、横たわった。「今日は体調を考慮し、裏口から帰します」と広報が説明。報道陣の取材に応じられないほど、疲れ果てていた。
日本代表のオランダ遠征でエースとしてフル回転した。オランダ戦(5日)にフル出場。中3日のガーナ戦(9日)も先発で84分間プレーした。運動量が要求される岡田監督のサッカーに、肉体は想像以上に消耗していた。ガーナ戦から中2日の大宮戦は午後1時開始だった。7時間の時差があるオランダ時間では早朝6時。長谷川監督も「さすがにきつかったと思う。ほとんど寝てないんじゃないの?
(岡崎が)『動けなくてすいません』って言ってたけど、意地を見せてよくやってくれたと思う」とねぎらった。
体調不良の中で先発した岡崎のエースの意地がチームの刺激になったのか、試合は先制点を守り切って1-0で完封勝利。7月4日の京都戦以来、10戦連続不敗でクラブ記録(94年の9試合)を更新するとともに、ホーム連続不敗記録も磐田と並ぶJ1歴代3位タイ「20」に伸ばした。【為田聡史】



