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仙台が“ガチンコ対外試合”強行

4人に囲まれながらシュートに持ち込む仙台FW中原
4人に囲まれながらシュートに持ち込む仙台FW中原

 J2仙台が15日、泉サッカー場で仙台大との練習試合(45分×3本)を急きょ実施した。3日後の18日に5位鳥栖とのアウェー戦が控えるが、今季初めて主力メンバーがリーグ中の練習試合に出場。7日の横浜FC戦から試合間隔が空いている主力組のブランク解消と、負傷から復帰したFWサーレス(23)ら新メンバーとの連係確認のため、疲労蓄積や負傷リスクを覚悟の上で強行した。

 試合3日前とは思えないガチンコ対決だった。仙台大の激しいマークにFW平瀬が激高して叫べば、MF関口は2人がかりでピッチ外に突き飛ばされた。手倉森監督の就任後初の、フルメンバーによるシーズン中の対外試合。通常練習の予定が14日までに変更され、公式戦さながらの真剣勝負が選手に課された。

 18日の鳥栖戦から25日の札幌戦まで今季最後の3連戦が待つ。その3日前に異例の対外試合を行った狙いは(1)試合間隔の空いた主力の実戦感覚を取り戻す(2)新たに合流するメンバーとの連係を確かめる、の2つだ。10日の天皇杯2回戦を回避した主力組は、7日のリーグ横浜FC戦から鳥栖戦まで、今季最長の11日間も空く。一方、右大腿(だいたい)筋の負傷から約1カ月ぶりに復帰したFWサーレスや、出場停止のDF渡辺に代わって先発するDF木谷との連係を、実戦でテストする必要があった。

 疲労蓄積や負傷の危険もはらむ一戦にも、手倉森監督は「リスクよりもメリットの方が大きい。今の状態で紅白戦をするより、対外試合の方が意味がある」と説明した。天皇杯を回避したMF梁も「試合勘を取り戻せた」と納得。FWサーレスは「ヒラ(平瀬)や梁が声をかけてくれたし、実戦で連係を試せて良かった」と話した。5位鳥栖との上位対決に向け、異例の調整法でイレブンが戦闘モードに入った。【木下淳】

 [2009年10月16日10時49分 紙面から]


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