C大阪が、元日本代表FW西沢明訓(33)の引退試合を計画していることが9日、分かった。西沢は、4季ぶりのJ1昇格を決めた8日の草津戦(長居)後、サポーターに対して突然、今季限りの引退を表明。クラブは計12シーズン在籍し、日本代表として02年W杯日韓大会に出場するなど「チームの顔」を務めた功績を重視しており、クラブ関係者は「彼は森島と並ぶ功労者の1人。引退試合は当然、考えている」と明かした。

 C大阪の引退試合は元日本代表MFで昨年引退した森島寛晃・現アンバサダー(37)に続く2人目となる。今年2月のプレシーズンマッチを引退試合とした森島氏同様、来年2月下旬の同マッチで調整する。ただ、西沢は右足首痛が悪化しており、今季終了後に手術を行う予定。コンディション次第で、再来年に開催する可能性もある。