横浜FCの練習場とクラブハウス移転が決まった。横浜市水道局が26日、同市保土ケ谷区にある西谷浄水場内体育施設の同クラブへの貸し付けを決定。期間は来年4月1日から10年間で、クラブ側は天然芝、人工芝各1面のサッカー場を整備し、クラブハウスとなる管理棟をリニューアルして来年にも使用を開始する。

 横浜FCはJ1に昇格した07年から同市戸塚区の横浜スポーツマンクラブを使用している。横浜Fや横浜が使った歴史ある練習場だが、年間推定1億円という賃料が負担だった。市有地の西谷浄水場の賃料は、年間2500万円程度。現在は別に有料の練習場を借りている下部組織も使えるため大幅な節約になる。J1復帰のために、まずは足もと固めだ。