最終節柏戦の勝利がリーグ初制覇の絶対条件の川崎Fが、12月5日の試合当日に本拠地の等々力競技場で開催するパブリック・ビューイング(PV)が1万人規模になることが11月30日、分かった。川崎Fが同競技場でPVを開催するのは初めて。当日の日立柏サッカー場の川崎Fサポーター席はすでに完売しており、クラブ側は、前節新潟戦の勝利で逆転優勝に望みをつないだことからPV実施を決定。当日はスタンド席のほか、トラックの一部も無料で開放し、大一番にかける選手への応援態勢を整えた。

 チームはこの日、川崎市内で全体練習を行った。MF中村は今年の戦い方を振り返って「負けた後の試合できっちり勝てた。大きく連敗しなくなった」とチームの成長を実感。その要因について「サポーターの力も大きかったですね」と話した。