シャーレ(優勝皿)をユアスタの空に掲げる!
ベガルタ仙台は5日、クラブ初タイトルのJ2優勝をかけて最終節のホーム愛媛戦に挑む。クラブ創設15周年で初めて迎えた最終節での自力優勝のチャンス。主将のMF梁勇基(27)は「勝って決めるしかないでしょ」とV宣言。04年の入団から抜け出せなかったJ2の最終戦を勝利で締めくくり、J1の来季へ弾みをつける。
時は満ちた。初優勝へ、最終調整を終えたキャプテンは心を躍らせていた。
梁
早く初優勝を味わいたい。J2の最終戦、優勝で締めくくるしかないでしょ。V弾?
決められたら最高やし、1位としてJ1に挑めれば気分的にもプラス。選手もサポーターも望む結果を出したい。
今季、14得点24アシスト(日刊スポーツ調べ)で総得点「86」の5割弱に絡んだ大黒柱。試合2日後の7日には、チームを代表してJリーグ・アウォーズ(年間表彰式)に出席する。昨年、J2の3位で参加した梁は「2度と行きたくないと思った」という。J2フェアプレー賞に輝いたが賞金はなし(J1は500万円)。J1勢をながめるだけの“お客さま”扱いで、格差を痛感した。
だが、優勝すれば壇上で祝福される立場だ。昨年は1人限定だった招待選手枠も、J1と対等の3人になる。梁は「明日(5日)勝って、気持ち良く出席したいっすね」と笑った。
J2優勝賞金は2000万円(2位賞金1000万円)。既に年間予算に組み込んであり、V逸は許されない。手倉森監督は「6年間、J2で辛抱してくれたサポーターに初優勝をプレゼントしたい。昇格、優勝の喜びをかみしめながらJ2を卒業します」と宣言した。クラブ史に「優勝」の2文字を刻む。【木下淳】



