今季限りで磐田を退団する元日本代表DF茶野隆行(33)が、移籍先選びで金銭面やカテゴリーにこだわらない姿勢を示した。15日「金銭面でこだわるつもりはまったくない。カテゴリーもJ1だろうとJ2だろうと、選べる立場ではない」と話した。10日には合同トライアウトに参加。ある強化関係者からは「代表を経験しているだけある。存在感が違うね」と評価を受けていた。今季は主将として29試合に出場したが、推定3800万円の高年俸がネックとなり、現時点で他クラブから正式な獲得オファーを受けていない。「サッカー選手として続けられることを最優先に考えたい」と、現役続行を熱望していた。