【ナッシュビル近郊(米国)11日(日本時間12日)=佐藤成】FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨むサッカー日本代表にケガのため離脱したMF遠藤航主将(33=リバプール)に代わって、FW町野修斗(26=ボルシアMG)が追加招集された。町野は前回大会に続き、2大会連続での追加招集となる。

初戦まで残り3日。激震が走った。遠藤がチームを離れ、町野が加わる。町野は前回の22年W杯カタール大会でもメンバー発表直後にDF中山雄太が負傷したため、代わりに追加招集された。

三重県出身の町野は「忍者ポーズ」が代名詞で、前回大会時は湘南ベルマーレに所属していた。本大会で出番なしに終わり、成長を求めて23年夏にドイツ2部のキールへ移籍。チームを1部昇格に導くと、24年シーズンは2桁得点を記録して昨夏に名門のボルシアMGへステップアップを果たしていた。

代表からも一時遠ざかったが、25年3月に2年ぶりに復帰。そこからは継続選出されていたが、5月15日のメンバー発表では名前を呼ばれることはなかった。

今大会に懸ける思いは強い、以前は「W杯のためならどんだけ苦しくても、心折れずにやれる。前回大会の悔しさを今回の大会で、晴らすことによって前回大会の経験を生かせたと言える。それを言えるように…言いたいですね」と語っていた。

離脱が決まった遠藤は2月11日のサンダーランド戦で左足甲の靱帯(じんたい)を痛めて手術。リハビリに励み、5月31日のアイスランド戦で復帰していた。しかし同試合で左足に違和感を覚え、前半のみで交代。6月2日から始まったメキシコ・モンテレイでの事前合宿から別メニュー調整が続いていた。

ベースキャンプ地の米国ナッシュビルに移り、10日の練習では部分合流。復帰に向けて状態が上がっていると思われたが、11日の練習には姿を現さなかった。

チームは14日に1次リーグ初戦のオランダ戦(ダラス)を迎える。大会規定でケガ人や病人が出た場合は初戦の24時間前までにメンバーの入れ替えが可能。タイムリミットが迫っていた。

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