鹿島の日本代表DF内田篤人(21)が当面の海外移籍を封印し、王者の一員としてW杯に臨む。25日、都内で行われた日本プロスポーツ大賞に出席。「来季も鹿島にいます。アジア・チャンピオンズリーグも取りたいし、4連覇もしたいから」と言い切った。

 2泊4日でドイツに渡り、18日のシャルケ―マインツ戦を観戦。率先して本場の雰囲気を体感するなど、将来的な海外挑戦への興味は持っている。だが鹿島関係者にも「今は時期ではない」と伝えており、W杯に向けて慣れ親しんだ環境を優先する意向だ。この日は「エンタメポスト杯特別賞」を受賞した鹿島の代表として登壇。「3連覇した時より、こういう賞をもらった時の方が実感が出る」と笑みを浮かべていた。