C大阪が25日、大阪・南津守練習場で始動。G大阪から移籍のFW播戸竜二(30)は、常に先頭を走り、初日から背中でチームを引っ張った。「いい感じでやれたね。もっといろんな選手とコミュニケーションをとりたい。明日(26日)は寮で晩飯を食べようと思うんや」とプランを明かした。

 98年にG大阪の練習生として月給10万円で契約。プロの第1歩を踏んだ。今季は13年目でチーム最年長。原点を思い出すためにも、若手と一緒に夕食をとる。C大阪の独身寮は1~3年目の若手6人が暮らし、食事のメニューは有馬温泉の「兵衛向陽閣」で総料理長を務めたこともある秀島弘氏(72)が考案している。播戸は「飯もおいしいらしいし、若手と一緒に話したい」と真剣。3年目のMF黒木は「播戸さんが来られるのは緊張するけど、お話しを聞きたいですね」と楽しみにしていた。【奈島宏樹】