J1清水の長谷川健太監督(44)が、次節川崎F戦(27日=等々力)へ向け、DFラインの編成に頭を悩ませた。20日の神戸戦でDF岩下敬輔(23)が左足甲を負傷、DF市川大祐(29)が左太もも裏に違和感を訴え離脱中。市川に関しては精密検査の結果次第となるが、岩下は「(復帰までに)4週間ぐらいは覚悟してる」(長谷川監督)状況で、次節の出場は絶望的となった。

 23日のゲーム形式(11対11)の練習で代役として、DF平岡(センター)とDF辻尾(右)をテスト。平岡は「コンディションは上がってきてる。求められたポジションで結果を残したい」。辻尾も「あと2日でアピールしていきたい」と意気込んだが、サブ組に失点を許すなどで即日“合格”とはならなかった。長谷川監督は「もう1日、熟考してメンバーを決めていきたい」と、煮え切らない様子だった。