石さんが練習時間の“三上シフト”を示唆した。コンサドーレ札幌は5月31日、札幌・宮の沢で1時間半の練習を行った。30日の富山戦で、18歳と25日のクラブ最年少出場を果たしたFW三上陽輔(18)は、学業のため欠席。石崎信弘監督(52)は今後、三上が高校通学と練習参加を並行できるよう、通常の午前練習を午後にシフト変更するプランを明かした。

 三上は2日の練習から5日の次節草津戦までは再合流するが、来週はテスト期間に突入するため午前練習には参加できない。そこで石崎監督は「三上は必要な存在。トップの練習を午後にしようとも考えている」と時間調整の可能性をほのめかした。

 富山戦では後半5分にヘディングで貴重な決勝点を演出。指揮官は守備でも「違和感なく、崩されることもなかった」と評価しており、今後、在学中の札幌新川高と帯同のため最善の措置を練っていく方針だ。