オフ中の磐田MF西紀寛(30)が17日、一番乗りで練習を再開した。誰もいない大久保グラウンドを訪れ、阿部トレーナーとともに室内で筋トレ、30度を超える暑さの中ランニングを行い、約1時間半体を動かした。チーム練習の再開は21日だが、昨年11月に手術した右ひざの状態を確認するため誰よりも早く再スタートを切った。西は「ひざの状態は問題なさそう。オフが短くなった?

 全然いいよ。どうせやることないし」と話した。オフの間は夜な夜なW杯をテレビ観戦しているという。「うまい選手がたくさんいるのに勝てない国もあるし、その反対もある。サッカーは何が起こるか分からない」としみじみと話していた。