最下位に沈み途中退任の可能性が出てきた京都の加藤久監督(54)が、岡ちゃんを反面教師にする!?

 0-1で敗れた川崎F戦から一夜明けた26日、京都・城陽市内の練習場で取材に応じ「オレは進退伺なんて出さないし、自分から(監督職を)放り出すこともしない。岡田じゃないんだから」と断言した。日本をW杯16強へ導いた岡田武史監督とは同い年で、早大時代には同じ釜の飯を食べた仲。岡田監督はW杯直前の5月24日韓国戦に敗れ、進退を伺った経緯があるため、引き合いに出した形だ。

 それでも28日の浦和戦、8月1日広島戦と連戦で結果が出なければ、退任の可能性がある。加藤監督は「相手よりも、クラブにある見えないものと戦っている。自分も試されている。トップ(首脳陣)の望んでいることと違えば(退任も)仕方がない」と監督職を辞する覚悟も固めた。