<J1:C大阪2-0大宮>◇第21節◇28日◇金鳥スタ

 C大阪MF乾貴士(22)は、まるで試合に負けたような不機嫌な表情を浮かべて反省の弁を繰り返した。「全然、何もできなかった。相手が(後半3分から)10人になったのに、イージーなミスを繰り返してしまった。これが世界の舞台では命取りになる」。

 5月以降、9勝3分け1敗とJ1復帰1年目から快進撃を続ける。その中心にいるのが乾だ。新エースにマークが集中し、思うようなプレーができずにパスミスを繰り返した。だが、乾の代表入りに刺激を受けたMF清武が前半23分に豪快な先制ゴール。相乗効果もあって2位の座を守った。

 乾は「いろんな選手と一緒にプレーできるのが、楽しみ。盗みたい」と、9月2日開始の代表合宿へ気持ちを切り替えた。レビークルピ監督も「乾は日本代表にふさわしい選手に成長した」と太鼓判を押す。好調のC大阪をけん引する22歳が、新生日本代表に殴り込みをかける。