J2水戸は10日、元日本代表DF柱谷哲二氏(46)が来季から監督に就任することを発表した。同氏は02年に札幌、08年に東京Vの監督を務め、現在は母校国士舘大コーチとして活動。関係者によると水戸との契約は1年で、下位に低迷するチームを立て直す。

 この日、柱谷氏は水戸の広報を通じ「気持ちの入ったチームをつくり、90分間必死に戦う姿を見せて感動を与えたいと思います」とコメント。現役時代は「闘将」と呼ばれたメンタル面などを、水戸に注入する考えを示した。水戸は木山隆之監督の今季限りでの契約満了による退任を発表済み。来季の監督人事を進めていた。この日、練習後に選手たちにも柱谷氏の来季監督就任が伝えられた。今季終了後の12月中に就任会見をし、柱谷氏が「所信表明」を行うことになる。