アジア・サッカー連盟(AFC)は6日、ドーハでの総会で役員選挙を行い、AFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事に立候補した日本協会の田嶋幸三副会長(53)は落選した。改選枠は2で同副会長は19票を獲得したが、当選となる過半数に4票及ばなかった。現職で日本協会の小倉純二会長(72)は定年を迎えるため、9年ぶりに日本人のFIFA理事が不在となる。理事ポストを失うことで、発言力の低下や日常的にFIFAから入ってくる「トップシークレット」の情報も途絶える。田嶋副会長はAFC副会長選の立候補は辞退し、AFC理事のポストに就いた。AFC選出のFIFA副会長にはヨルダン王族のフセイン氏が初当選し、現職の鄭夢準氏(韓国)は敗れた。